経営計画作成セミナー第8回：経営者として数字を見る力をつける

株式会社フォーグッドコンサルティングの寺田です。

昨日は
経営計画作成セミナー（実践編）を
開催させていただきました。

第８回目となる今回のテーマは
『経営者として数字を見る力をつける』
です。

なぜこのテーマにしたかといいますと
参加者の皆様にはぜひ
基礎編で作成したご自身の経営計画を
実行に移し成果につなげていただきたいからです。

そのためには
経営者である皆様には
「数字を見る力」を
養っていただく必要があります。

私が特に最近感じていることは
・経営者の９割が決算書や試算表などの数字を読む力が備わっていない
・数字の専門家である税理士側もその実態を認識しないまま経営者に対し一方的な数字説明を行い続けている
ということです。

したがってこのままだと
経営者はご自身の行動が
成果につながっているのか
わからないままです。

そんな状態が続くと
経営者は自身が作成した経営計画に対する関心は薄れ
計画を実行するエネルギーも失い
せっかく作った経営計画は
計画倒れで終わってしまいます。

数字力というのは
多少生まれもっての個人差があるかもしれません。

ただ会社の数字を見るための数字力となると
しょせん「足し算、引き算、掛け算、割り算」程度です。
したがって誰でも備えることができる力です。

ということで今回は
・経営者が会計を学ぶことの必要性（京セラ創業者の稲森和夫氏も書籍で言っています）
・ドンブリ勘定で経営することの弊害
・貸借対照表と損益計算書の見方
・管理会計思考
・会計テスト
・穴埋めテスト
・自分の会社が収支トントンとなる売上高の算出（ワーク）
・目標利益を達成するために必要な売上高の算出（ワーク）
・利益を増やすための４つの手法と利益感度分析（ワーク）
・利益を生み出すための方法の抽出（ワーク）
という内容で、約３時間３０分学んでいただきました。

３時間３０分でこの内容を進めるのは
少しハードですが
皆さん立派に集中し
最後まで学んでくださいました。

当日参加できなかった
ビデオ補講の参加者も
次回までに必ず受講していただきたい
と考えています。

次回のテーマは
『自社の経営を見える化する』
です。

私自身とても楽しみにしております。

株式会社　フォーグッドコンサルティング
社会保険労務士法人　フォーグッド
寺田税理士事務所
有限会社　西尾経営センター
労働保険センターNIPRE大阪
寺田　慎也